お酒が飲めない人の救世主『スーパーマーケット成城石井』にLOVE♡ビール券でお酒以外も買えるなんて最高すぎ!

最近お酒を受け付けない体質に変化したみたい。
お酒が原因かハッキリわからないけど、飲んでから数時間後、夜中に突然、体の奥からの冷えと震えに襲われる。
どれだけ温かくしようが、毛布にくるまろうが、体の中からの冷えにひたすらガタガタして、我慢しているうちに寝落ちってパターン。
お酒を飲んだ日の夜にこれを何度か経験してから、今はすっかり禁酒。
というか飲むのが怖いって感じ。

でも、おかげで困りごとが一つできてしまった。
それは、ビール券があるのに使えないってこと。

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お酒を飲みたくないから、ビール券が使えない。

もともとお酒を日常的に飲む習慣はないから、ビール券をそのうち使おうと引き出しにしまった。
ふと引き出しの中のビール券に気づいて、見てみたらなんと今月末に使用期限が迫ってる!
ビール券の使用期限は長いというのに、どんだけしまい込んでいたわけ?
放置しすぎてる自分にも驚いちゃう。

期限切れ間近のビール券を使わなくっちゃって思うけど、震えが出るのが怖くてお酒を買う気にならない。
だからといって、金券ショップで交換する気も起らない。
こんな期限間近のビール券、金券ショップでも買ってくれないとも思うし。

ビール券はお礼に頂いたもの。
だから、それを金券ショップで換金するなんて嫌。
これで美味しいお酒でも飲んで、という相手の気持ちを踏みにじるような気がしちゃう。

なので、どうにかビール券を自分のために使いたい。
そこで、どこかでお酒以外に使えるところはないかと、インターネットで検索してみたところ発見!

スーパーマーケット成城石井(通称「成城石井」)はビール券でお酒以外の商品を買えるみたい!

ビール券で支払える!なんてすごーい『成城石井』

なんと、成城石井は支払い時にビール券が使える!?
おそらくお酒に限らず店内の商品全てが対象だと思う。
確認のため、早速行ってみた。(←期限が迫っているからだけどね)

万が一ビール券が使えなかった場合を考えて、本当に必要と思うものだけ(ビール券が使えないと言われて自腹で買うはめになっても悔いがないもの)を厳選してカゴに入れ、いざレジへ。

恐る恐る聞いてみた。
「ビール券で払えますか?」
「はい!大丈夫ですよ!」(ニッコリ)

『良かったー!ありがとう!!成城石井!』←心の声。
「何枚お使いになりますか?」(ニッコリ)

財布に入れていたのはビール券4枚。
もっと持ってくれば良かったと思いつつ、持っている4枚を見せた。
「これでいくら分くらいになりますか?」

それを見た店員さん。
「1枚当たり、4○○円になります。」
↑教えてくれているのに、ほとんど頭に残っていない。

店員さんはさらに。
「ビール券はお釣りが出ません。お客様のお選びになった商品は、ビール券を2枚お使いになったら宜しいと思います。残り3〇〇円はどのようにお支払いになりますか?」
『え、たった3○○円!?』←心の声
「え、あ、はい、じゃぁ残りはカードで。」

「はい、では残り3○○円分はカード払いですね。」
「あ、あ、はい。」

たったそれだけをカード払いなんて・・・、なんだか申し訳ない・・・。
でも最近は電子マネーやカード払いばかりで、現金なんてほとんど持ってない。
カードでの支払いは、お店側が手数料を取られているのは知っている。
私のほんの3○○円のために、お店側はいくらの手数料を負担しているのだろう・・・と、ついつい相手の商売の心配までして恐縮する。

たった300円そこそこをカード払いして、引け目を感じている私に、店員さんは嫌な顔をチラリとも見せず、満面の笑みで支払いの手続きをしてくれてる。
ますます申し訳ない気分・・・。

成城石井にはレジ完了後用のカゴがない

店員さんの手際が良すぎて、あっという間に手続き終了。
私は使いきれなかったビール券を引き取り、財布に戻すのにモタついているところに、支払いが済んだクレジットカードまで手元に戻ってきて、アタフタ。

「アトレのポイントカードはお持ちですか?」
『あ、ポイントもつくのね!』←心の声
「あ、は、はい!」

慌ててアトレのカードを出してポイントをつけてもらう。
ポイントカードもあっという間に手続き完了。
財布とビール券の残りと、クレジットカードとアトレのポイントカードで手いっぱい。
そこにレシートも加わって、しまうどころか握ってるだけで精一杯に。

さらに次は商品の引き渡しが迫る!
「商品はこのままお渡しで宜しいですか?」
見れば、レジのカウンターに私の買い物した商品がずらりと並んでいる!

発見!どこの店舗も同じなのかわからないけど、私が今利用している成城石井はレジ完了後に入れるカゴが無い。
カゴごと受けとって、別の場所で買った商品をゆっくりしまえるといいけど、この成城石井はレジを通した商品はそのままレジカウンターに全部並べる仕組みになっている。
お客さんがカウンターの商品を全て片付けない限り、次のお客さんはレジに進めない。

買い物慣れしている人はレジを通し終わった直後から自分のエコバックに入れていく。
もしくは、成城石井で有料で買った買い物袋に店員さんが入れてくれる。

『まずい!早くこれを袋に入れないとレジが詰まっちゃう!』←心の声
「あ、はい、ちょっと待ってください。」
財布やらカード達を掴んだ手と反対手で、手提げバックからエコバックを探し出す。

「宜しければお手持ちのエコバックにお入れ致しますが。」(ニッコリ)
「え、いいんですか!?」
素晴らしい、天使の一言!
幸い私に続くレジ待ちのお客がいなかったから、遠慮なくエコバックを渡す私。(←たぶん、いても渡してる)

商品をエコバックに入れて、渡してくれる時の店員さんの私への最後の最高接客(気遣いアドバイス)はこれ!
「お手持ちのビール券の期限が迫ってます。お気をつけ下さい。」(ニッコリ)
何から何まで気遣ってくれた上に、接客まで素晴らしい!

ビール券を使う目的で乗り込んだ成城石井で、こんな心地いい思いに浸れるなんて、想定外すぎる展開に驚いちゃった。
店員さんの目を見て、感謝の気持ちをこめてお礼を伝えた。
「ありがとうございます!」

店員さんは終始ニッコリ、私の目を見て言ってくれた。
「ありがとうございます!」
お互いに頭を下げる。

なんだかいい経験をした気分。
軽い足取りで家路をたどった。
『ビール券の使用期限が迫っているので、近いうちに絶対来ます!成城石井さん!』←心の声

他の店にも行ってみた

成城石井で大変良い気分になった私。
近日、期限の迫ったビール券を消費すべく『また来ます!』
と心に誓っておきながら『もしかして他のお店でも使えたりする?』なんて、浮気心が芽生えた。

さすがに成城石井みたいに全ての商品は無理だと思う。
でも、料理酒はいけるんじゃない?って思いついた。

料理酒コーナーに行ってみると、棚にしっかり書かれていた。
「これはお酒です」
そう、そうよね!
料理酒をつかんでレジに向かう。

「ビール券で支払えますか?」と私。
「ビール券はビールだけです。ビール券ですから」ニッコリしつつ、ピシャリと断る店員さん。
「・・・・。」
なんかちょっと嫌味っぽい響きに感じるのは私だけ?

「お支払いは?」
「・・カードで・・・。」

『でもさ、ビール券って、ビールだけじゃないよね!?』と心の声が言っている。
『確かチューハイとかさ、料理酒は無理でも、お酒なら買えるんじゃなかった?』とごちゃごちゃ心の声が言い続けている間にレジ終了。
もういいけど・・・。

広く大きな愛について

浮気心を起こしても、大きな愛には勝てない。
好きに私を泳がせてくれて、どこに行こうが戻ってくるとわかっちゃってるのかしら?

自分自身にもこのくらいのデッカイ器がほしいわ。

あ!違う違う!器がおっきすぎる女子はダメ。
きっと、ちょっとやきもち焼きのちっちゃい器の方がいい気がする。
海のように大きな器じゃぁ、泳いだ魚が遊びに行って戻ってこなくなっちゃう。

よし、せめて25mプールくらいにしておこう。

失礼!話がすごく脱線しました。

やっぱりいい!『成城石井』戦略に完敗(乾杯)!

その翌週、大きな愛の成城石井に再び行ってみた。
今度は期限間近のビール券の残り全てを握りしめて。

初心者を卒業した私。
2度目の訪問はゆうゆうと店内をまわる。
ビール券もカードもエコバックも全てスタンバイして、すみやかにレジへ。

前回同様、ビール券を出して、これで支払いをしたいと店員さんに伝える。
あれれ?
店員さんの顔が焦ってる。
あ、ビール券を持って隣のレジの人に相談に行ったぞ。
そっか、みんながみんな手際がいい訳じゃないのね。

扱い慣れないビール券に戸惑いながら、レジを打ち始めた店員さん。
私はレジを通った商品を次々エコバックに入れて、支払いを待つ。
今回は私の方がスマート対応だ。

成城石井の店員さんはみんなパーフェクト接客だとどこかで思いこんでた。
世の中人手不足だし、しっかり経験をつんだベテラン店員、みんながみんな前回のような人のわけない。
そりゃそうよね。
そこまで徹底してなんでも最高だったら成城石井って何者!?って思っちゃう!

それにしても、この間の店員さんは当たりだったってことね。
当たりなんて言い方、ちょっと失礼かな。
でも、最高の接客をしてくれる店員さんがいるお店って、お客さんの気分も上がる。
それはどこでも、どんなシチュエーションでもそうだと思う。
まさに『おもてなしの心』って感じね。
私も見習います!

とにかく、期限間近のビール券を何とかするという目的のおかげで、ドキドキしたり焦ったり、ちょっとした冒険ができた。
成城石井では、ビール券でなんでも買えるってこともわかった!
それに、すごくいい気分にもなれた!

店員さんは成長途中の人から最高の接客までの人まで色々。
でもそれが普通だと思うし、みんな頑張ってる!って空気はすごくあった。

とにかく、成城石井の経営姿勢というか、販売戦略というか、ビール券でなんでも買わせてくれるというスタンスは最高!
神だわ!

どうしてそういう対応をしているのか、機会があれば成城石井の戦略担当(?)の方のご意見を聞いてみたい。
そのくらいの気持ち。
会社訪問したらお話聞かせてくれるのかしら。

もしそんな機会に恵まれたら、また記事を書かなくちゃ!

ちなみに今回お世話になったお店は、スーパーマーケット成城石井アトレ目黒店2です。
お世話になりました。
ありがとう!
また行きます!

Sannyより


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