原宿・千駄ヶ谷・北参道の『とんかつ まるや』美味くて胃もたれなし!体にやさしい『とんかつ』で超おすすめ!
私、揚げ物が結構好き。
とんかつ、アジフライ、メンチカツ、コロッケとか。
母が揚げ物メニューが得意だったせいかな。
天ぷらもカラッと揚がってて、食べたら止まらないのよ。
お袋の味で覚えたせいか、揚げ物は好きなメニューなの。
僕も好きですよ。
揚げ物ふくめ、ガッツリ系ばかりついつい食べてしまいます。
どうしても食べたくなって、スーパーのお総菜コーナーで揚げ物を買ったことがあるの。
そしたら胃もたれしちゃって・・・。
それ以来、初めてのお店での揚げ物は警戒しちゃうのよね。
揚げ物&ガッツリ系のせいで胃もたれ・・・。
それ、僕もたまにやっちゃってます。
今日は、私の行きつけのとんかつ屋さんを教えてあげる!
ここのとんかつは食べても胃もたれしないのよ!
不思議なんだけど、そうなの。
とってもおすすめよ!
サニー(女性)が、堂々ととんかつ屋を行きつけと言うのって・・・。
ある意味すごいお店みたいだ。
ぜひ行ってみたいですね!
原宿・千駄ヶ谷・北参道で、これらの揚げ物が胃もたれなく食べられるお店があります。
それは『とんかつ まるや』です!
創業100年!?千駄ヶ谷のとんかつ
では『まるや』について詳しくご紹介!
以前は精肉店で、そこからとんかつ屋さんに転向して、とんかつ屋さんとしての歴史はもう30年。
精肉店の時から原宿・千駄ヶ谷・北参道で商売を続けていることを考えると、創業100年だとか。
『まるや』の場所は、原宿・千駄ヶ谷・北参道エリアで、最寄り駅はいくつもあり。
東京メトロ副都心線「北参道」駅から徒歩9分(700m)
JR中央本線「千駄ヶ谷」駅から徒歩10分(850m)
JR山手線「原宿」駅から徒歩13分(1㎞)
東京メトロ副都心線・千代田線「明治神宮前」駅から徒歩13分(1㎞)
住所でいうと 東京都渋谷区神宮前2-15-15
各最寄り駅のちょうど真ん中くらい。
お散歩がてらに向かうといい感じ。
ランチタイムになると12時頃にはもう満席、というのはしょっちゅう。
注文後、マスターはすぐ準備してくれるから数分後には目の前に料理が並ぶけど、到着後、待ってる人がいるとすぐに席に座れないし注文もできない。
なので、超空腹時はすきっ腹が持ちこたえれるかちょっと注意、早めに行くといいかもね。
『まるや』の外観は、昭和な店構えそのままの「ザ・とんかつ屋」!という和な店構え。
お店は神宮前にあるから、周辺はインスタ映えするようなコジャレたお店があちらこちらに。
年季の入った2~4階建ての低層マンション・ビルがあって、アートだったり、クスっと笑える雰囲気になってて、このあたりを散策するのもなかなか面白くておすすめ!
『まるや』の客層は、近所のおじさんから、近所の会社のサラリーマンがほとんど。
会社の仲間にまじってたまに女性がポツリといるけど、昔ながらのとんかつ屋というだけあって男性客が多め。
2人組や数人のグループも多いけど、1人でサクッと食べに来てる人も結構いる。
地域密着&地元の常連さんにすごく愛されてるお店って思う。
とんかつは5種類
メニューは全て定食になっていて、メインデッシュに、ご飯、みそ汁、お新香がついてくる。
とんかつは5種類からチョイス。
とんかつ以外にもメンチカツやアジフライなどの揚げ物メニューも盛りだくさん。
色々あって悩むけど、やっぱりとんかつがイチオシ!
☆とんかつ定食 950円
(2時までランチサービスで900円)
☆ロースカツ定食 1,100円
☆上ロースカツ定食 1,450円
☆ヒレカツ定食 1,200円
☆特選ヒレカツ定食 1,650円
◎ライス大盛 130円増し
◎マヨネーズ 30円
基本的な話だけど、ローストヒレの違いをここで。
ロースはヒレに比べて脂身が多くて、ヒレは脂身の少ない赤身。
部位でいうと、ロースは胸のあたりから腰にかけての背中側の部分。
ヒレは背中のほうにあるロース肉よりも体の中心に近い部分。
ロース肉に比べるとわずかな量しか取れない貴重な部位になるそう。
ちなみに、男性は脂身の多いロースでガッツリ、女性は脂身の少ないヒレを好む傾向みたい。
サニーはどちらも好きだけど。
さらに『ロース』と『上ロース』の違いが気になって、マスターに確認。
簡単に言うとサイズと質の違いで、お値段が高い方が、量が増えてさらに肉の質も良くなるんだそう。
一番お手頃価格の『とんかつ定食』は、ランチタイムは50円安くなってお得なので人気のメニュー!
ガッツリ食べたい人には物足りないかもしれないけど、アクティブに活動しない人ならランチとしては適量かな。
おそらく一般的なサイズが『ロースカツ定食』。
そして『ロースカツ定食』よりもお肉の量が増えるのが『上ロースカツ定食』。
『上ロースカツ定食』のお肉の量は『ロースカツ定食』に比べて30gUP!
ロースカツ定食と上ロースカツ定食はこれ!
ところで『ロースカツ定食』と『上ロースカツ定食』の違いって実際どうなの?
30gのお肉の量の違いも、350円という価格差も、どの程度違うのかも気になるし。
どうしてもその違いを知りたくなり、今回、サニーとジョーで『ロースカツ定食』と『上ロースカツ定食』を頼んで比較してみることに。
上は量が多めなので、上はジョーが頂きます。
まるでダジャレ!
私のオーダーは「ロースカツ定食」1,100円
これよ
カツをメインに、サイドにマカロニサラダが添えられて、千切りキャベツが優しくカツをサポート。
これに、ご飯、味噌汁、お新香もついてきます。
僕がオーダーしたのは「上ロースカツ定食」1,450円です
上ロースカツ定食は、ロースカツ定食のカツより上質な肉になり、量も30gUP!
さらにレモンとトマトがついてた!
マスターに
「ねぇ、マスター、忘れてるみたいなんだけど、サニーの『ロースカツ定食』にはトマトが無いわ。」
と言ったら、
「レモンとトマトは上にだけ付くんです。」
って恐縮気味に返事あり。
こんなところにも差があるなんて・・・。
上との違いになるほどと思ってたら、ジョーがこっそりサニーに言ってきた。
「僕、トマト食べられないんです。・・・すみません。」
上のジョーのためにトマトがついてきたのに、ジョーがトマト嫌いだなんて、ダジャレにオチまでついてきた!
見せます!上ロースカツとロースカツの違いを大公開!
話は『ロースカツ』と『上ロースカツ』の違いに戻るけど、この2つを比べてみても上ロースカツが特別大きくなったように見えない。
実は、縦横に面積が広がって大きくなっているのではなくて厚みがUPしてる。
だから上から見ると違いがわかりにくい。
肉質も『ロースカツ』より『上ロースカツ』の方が上質だから、ロースカツよりも柔らかくジューシー。
食べ比べてみないとその違いがわからないけど、一度に両方食べられるものではないから、
「あ、ホントだ!違う!」
っていう展開にはなりにくい。
少しでも知りたいと思うであろうあなたのために、今回は、ロースカツと上ロースカツのお肉の違いを見た目で比較。
ソースをかけちゃった後だけど、似たような部分の1切れずつをサニーとジョーで交換。
1つのお皿に1切れずつを並べてみたのがこれ。
肉厚が全然ちがーう!
『上ロースカツ定食』の30gって、結構ボリュームがある!
30gって聞いた時は、そんな大差ないんじゃないかって思ったけど、結構食べ甲斐あり。
とんかつ系以外のメニューは、お手頃価格で超いい感じ!
とんかつ系以外のメニューは、1,000円以下のお手頃価格がゴロゴロ。
原宿・千駄ヶ谷エリアで、ランチ1,000円以下って結構貴重!
お手頃価格が嬉しい上、種類も多くてすっごく迷う!
それぞれの揚げ物を主役とした定食メニューがこちら。
☆チキンカツ定食 900円
☆メンチカツ定食 950円
☆エビフライ定食 1,450円
☆アジフライ定食 950円
☆しょうが焼き定食 1,050円
☆コロッケ定食 900円
◎ライス大盛 130円増し
◎マヨネーズ 30円
これを全部制覇するには6回食べないといけない。
揚げ物好きサニーとしては、どれもすっごい気になる感じ。
ちなみにしょうが焼きは揚げ物ではないけど、とんかつ屋だから、豚肉料理のしょうが焼きもきっと美味しいハズ!
以前、ラーメン屋さんが作るカレーを食べたことがあるけど、クセになる個性的な美味しさだった。
とんかつ屋さんが作るしょうが焼き、これもかなり気になるから、順番に食べてクリアするつもり!
ミックス定食1,000円以下でお得すぎ!
そして、主役級の揚げ物を3品まとめたミックス定食もあり。
☆ミックスエビ定食 1,000円
(エビフライ・メンチ・コロッケ)
☆ミックスアジ定食 950円
(アジフライ・メンチ・コロッケ)
☆ミックスヒレ定食 900円
(ヒレカツ・メンチ・コロッケ)
繰り返すけど、ミックス定食なら3種類も一度に味わえちゃう。
なんだかすごーくお得な感じじゃない?
これは『ミックスエビ定食』
エビを中心に、左にコロッケ、右にメンチカツ。
とんかつ定食と同様、後ろには千切りキャベツとマカロニサラダがついてる。
次が『ミックスアジ定食』
アジフライを中心に、左にコロッケ、右にメンチカツ。
コロッケやメンチカツは食べやすいように始めから半分にカットしてくれてる。
ちなみにコロッケとメンチカツの断面がこちら。
艶やかなソースがかかって、さらに美味しそう!
コロッケは、ちょっとクリーミィというかモチッとしたなめらかな食感で、味はジャガイモそのまんまで超美味しい!
メンチカツは、想像よりもひき肉と玉ねぎが優しくまとめられてる。
割に大きくカットしてるせいか玉ねぎの味もするし、玉ねぎとひき肉からの旨味が混ぜあって、これもすごくいい感じ!
ミックス定食で一度に3種類味わえることを知っちゃったら、もう1種類だけの定食には戻れないかもって思うくらい。
テイクアウトやってます!単品注文もOK!
実は『まるや』もテイクアウトを始めてた!
しかもこのテイクアウト、やっているのに店内のどこにもメニューが表示されてない。
知る人ぞ知る、常連さん?のみが利用できるシステムみたい。
それがなんと、今回、これを公開する承諾をもらっちゃいました。
そのメニューがこちら!
これはテイクアウトのメニューだけど、実は店内での食事の時に単品での追加注文もできる!
こんなサービスがありながら、なぜ非公開だったのかと思ったら、公開していいという許可をくれた時にわかった。
これをオープンにすると忙しすぎるらしい。
新型コロナウィルスの影響で、今は席の間隔を空けて営業していて、全ての席が埋まらない分マスターに少し余裕がある。
だから、ランチタイムでもテイクアウトの対応ができそう、ということでやってるみたい。
で、まだしばらくこの体制は続きそうだから、公開にしてもいっか!ということになったという流れ。
でも数日後にお店に行ったら、あくまでこのブログでの公開を許可してくれただけで店内での表示は見当たらず。
食べに来てるお客さんもその存在を知らなくて、誰も単品注文なんてしてない。
だから公開したようで、このブログを見ない限りまだ誰も知らないって状態。
このブログを見てお店に行った人は、「ブログ見たんで、私は知ってます」風にアピールしながら、単品注文やテイクアウトを是非頼んでみて!
とんかつ定食はこちら 常連顔でコロッケを追加注文!
ということで、早速単品注文をやってみたよ。
『とんかつ定食』にコロッケを単品で追加。
『ロースカツ定食』や『上ロースカツ定食』の写真があるのに、人気の『とんかつ定食』の写真がないのは残念よね。
気になるだろうと思って『とんかつ定食』の撮影をしに、再び食べに行ってみました。
ランチタイムだから『とんかつ定食』950円が900円に、単品のコロッケは120円だから、合計で1,020円。
とんかつだけじゃちょっと物足りない時に、単品が注文できるってすごくいい!
しかもランチの予算1,000円だとしたら、オーバーしたのはたったの20円!
しかもコロッケって、ジャガイモでしょ。
揚げ物食べてるって罪悪感があるところ、追加したコロッケの中身は野菜だし、肉じゃない分ちょっとヘルシーよねって言い訳もできちゃう。
胃もたれしない理由がわかった!
ここからは『まるや』のこだわりを紹介します。
マスターと奥さんに質問すると「企業秘密」だけどと言いながら、意外にすんなり教えてくれたてちょっとビックリ。
でも嬉しい!
カツに使用するのは国産豚肉。
牛肉は腐る寸前が美味しいとかなんとか聞いたことがあるけど、豚肉は鮮度が落ちると臭みが出るから、できるだけ高い鮮度でと、近距離にある、東京都港区の東京都中央卸売市場食肉市場(またの名を芝浦屠場)から仕入れているそう。
お肉以外にも、使う素材は色々とこだわりが。
サニーが一番気になっている『まるや』のとんかつの胃もたれしない理由が、こだわりの中にわかった!
胃もたれしない理由、実は2つ!
1つめは、油!
2つめは、パン粉!
使用している油は『白絞油(しらしめあぶら)』っていう大豆で出来た植物性油。
とんかつや揚げ物で、一般的に使用されているのは動物性油。
動物性油として知られているのは、ラードや牛脂、バターとか。
植物性油の方で、よく知られているのはココナッツオイル、コーン油、オリーブオイル、ごま油、亜麻仁油とか。
『まるや』で使用している、大豆で出来た白絞油は植物性油だから、動物性油に比べて胃の負担が軽くもたれにくいそう。
使用している油だけでも「なるほどー」な話なのに、とんかつにつけるパン粉にもこだわりが。
パン粉によって、油の吸い込みが変わる。
パン粉の大きさが、大きすぎても小さすぎても油を吸いやすく、仕上がりがカラッとなりにくい。
『まるや』では富山から取り寄せた数種類のパン粉をオリジナルでブレンドして、油を吸い込み過ぎずサックリと揚がるよう工夫。
この2つの理由を聞いてすごく納得。
サニーは『まるや』のファンになってからずっと通い続けてるけど、一度も胃もたれを経験してたことがない。
こういう企業努力のおかげだったのね。
さらに、他にもこだわりがあった。
お米は富山県のコシヒカリ、お味噌汁は白味噌。
お新香はお店の手作りのぬか漬け。
ごはんは、水分量と柔らかさが絶妙の炊き具合。
お味噌汁は豆腐とわかめの具で、だしが効きつつさっぱりした味。
口直し的なお新香は程よい塩加減がいい感じ。
揚げ物は、全てその場で作る。
準備している様子がカウンター越しで見れるからわかると思うけど、注文を受けてから、衣をつける。
定食のコロッケやエビフライ、アジフライなんかも、揚げるだけの冷凍ものじゃなく全部お店で下ごしらえして揚げてる。
コロッケの中身に使うじゃがいもは、季節に合わせて、旬のじゃがいもを仕入れて使用してるんですって。
素材にもやり方にもこだわって、できることは全てお店で。
そんなこだわりには気づかず、ただ美味しく頂いていた『まるや』の味。
一見寡黙で職人気質に見えるマスターと、明るい笑顔で優しく接客してくれる奥さんには、提供する定食にすごい情熱がこめられていた。
常連顔で行くサニーが質問しまくったから打ち明け話を聞き出せたって感じで、それまでそんな情熱を垣間見れる場面は一切なく、ただ静かに、毎日毎日、誠実に爽やかに提供し続けてくれていた。
なんだか感動しちゃう。
これを読んだら、あなたにもぜひ一度食べに行ってみてほしい。
見た目は素朴だけど、心のこもったすごく美味しいとんかつ屋さんです。
AKI SOTREで「とんかつ まるや」紹介中。
営業日などのお店情報はこちらで。